青汁の原料としてお馴染みのケール。なんとなく身体に良さそうなイメージがあります。 ケールそれ自体をスーパーで買ってくることは少ないかもしれませんが…うさぎはケールを食べても良いのでしょうか?
ケールはうさぎが食べても良い
どんなものでもそうですが、何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」。うさぎにケールを上げすぎると、膀胱に問題を起こす可能性があります。ただし、週に 2, 3 回少量のケール(手のひらサイズのケール)であれば、うさぎのオヤツとして与えても良いと言われています。
うさぎにケールをあげるときの注意点
前述した通り、うさぎにケールを与えすぎると、膀胱に問題を起こす可能性があります。これはカルシウムの量と関係しています。うさぎはカルシウムを大量に摂取すると尿石症(結石)を発症する可能性があります。
つまり、ケールを与えるときには、ほかに与えている餌や牧草にどの程度のカルシウムが含まれているか少し気を配る必要があります。
牧草ではイネ科のチモシーよりマメ科のアルファルファの方がカルシウムが多いため、アルファルファが原料に多く含まれているような餌、アルファルファ牧草を与えている場合、ケールをあげるときはそちらの量を減らしてあげるのが良いと思います。 うさぎに与えている食事を考え、カルシウムが多くなりすぎないよう、注意が必要です。
また、ケールを与える時はよく洗い、可能なかぎり有機栽培のケールを与えるようにしましょう。
ケールの種類
日本ではケールはあまり一般的ではありませんが、ケールはいくつかの種類があります。
- ベビーケール 細くて柔らかいケール。
- カーリーケール ほかのケールよりも食物繊維が豊富で栄養豊富です。うさぎにとっても有益です。
- レッドケール 食べ過ぎはよくありませんが、食べても問題ありません。
新しい食材を食べさせた時の注意点
うさぎに新しい食材を与えた後、体調が悪くなっていないかうさぎをよく観察する必要があります。 具体的には、以下のような症状が出ていないかです。もしこのような症状が出ている場合、様子を見て必要であれば獣医さんのところに連れて行きましょう。
- ゆるい便、下痢
- 便秘
- 嘔吐
- 無気力(じっとケージの隅でうずくまっている、など)
うさぎの主食は牧草ですが、いろいろなものを食べさせてみるのも良いことです。
ほんの少量から、いろいろな食材にチャレンジしてみてはいかがでしょう。