兎のお守りも可愛い浦和・調(つき)神社でツキを呼び込む

埼玉県・浦和にある「調(つき)神社」は、狛犬ではなく「兎」が置かれている全国でも珍しい神社で、
境内にも数多くの兎の彫物が配されています。

これは、調(つき)が月と同じ読みであることから、月の動物と云われている兎が神の使いとされているためです。
月は「ツキ」でもあり、縁起も良さそうですね。

神社にある絵馬やお守り、御朱印なども兎をモチーフとしたものになっています。
(写真にあるキーホルダーは 800 円、お守りは 1,000 円です)


調神社を参拝

調神社は、今からおよそ 2,000 年前、第 10 代 崇神天皇の勅命により創建されたそうです。
鳥居がない珍しい神社ですが、これは貢ぎ物を搬出入する際の妨げにならないように、という理由があったと伝えられています。

鳥居の代わりに兎の彫物が出迎えてくれます。

境内を進むと、まず右手に手水舎がありますので、身を清めましょう。

もし、参拝に行かれたら、この兎の彫物を横から見てみてください。
この兎の彫物は、なかなかインパクトがあります(笑)。

拝殿。
奥に旧本殿があり、そちらは稲荷神社の社殿として使われています。

絵馬も兎です。

奥に進むと池があり、ここにも兎がいて、水を出しています。
兎の彫物はそれぞれ微妙に異なっています。

境内にあるケヤキやムクノキの古木林は、「調神社の境内林」として、
さいたま市指定天然記念物に指定されています。

兎の彫物だけではなく、立派な林もぜひ体験して欲しいです。
落ち着いた気持ちになります。

アクセス


「JR浦和駅」西口(伊勢丹やコルソ側)を出て、徒歩10分ほど。
車の場合、境内にも駐車場がありますが、
停められない場合もあるようです(近くにコインパーキングがあります)。