大久野島は、広島県・瀬戸内海に浮かぶ島だ。
交通手段は飛行機・新幹線・車、いずれも使えるが、島なので最終的には忠海 (ただのうみ) 港から船で上陸することになる。
今回、私は新幹線を使った。
品川からのぞみを使うと、福山で乗り換えになる。
福山から三原まで移動して、三原から呉線を使う、という感じだろうか。
呉線は瀬戸内海を望みながら走るので晴れていれば海が見えてとてもきれいな風景を見ることができる。
この小さな建物が、乗船券売り場である。
乗船券は、自動販売機で購入する。
片道と往復が買えるのだが、普通に考えれば片道ということはありえないだろうw
島にある港や休暇村 (島にある宿泊施設) でも乗船券は買える。
この小さな船が人だけが乗れる船。
土日にはけっこう人が乗る。
車を乗せたい場合はフェリーを使う。
船はだいたい 30 分おきに出ているのだが、例えばフェリーを使いたいといった場合には乗り遅れると 1 時間待たなければならなかったりするので、事前に時間を調べておくといいかもしれない。
ちなみに、車で上陸できるとはいえ、車で上陸しても自由に走行できるわけではない。
上陸したところにある駐車場に停めておかないといけないからだ。
車の乗船券も支払っても車で上陸したい場合を除いてはあまり現実的な話ではないと思う。
私がちょうど見たのは、足がわるくされたお年寄りを連れている方だった。
船に乗るのは辛い、という場合は車で上陸するみたいだ。
なお、停めておくと車の下にうさちゃんが潜り込むので、気をつけよう (笑)。
大久野島は日帰りでも楽しめる。
お昼くらいから島をゆっくり一回りしても、まだ帰りのフェリーには間に合う。
そのくらい小さな島なのだ。
19 時頃に出港する船が最終であり、
それを乗り過ごすと次の日の朝まで島に滞在しなければならない。
私は 9 月に行ったのだが、気候は穏やかだった。
夜に急に冷え込むということもなかった。
島へ上陸すると、すぐに自由に動き回っているうさぎたちを見ることができる。
この島がうさぎの楽園であることがすぐにわかるだろう。
そして、思わず笑みがこぼれることだろう。