大久野島へのモデルツアー(東京から)

大久野島
私は 2011 年から毎年秋に大久野島を訪れています。東京(関東圏)から行ってみたい場合の行き方については色々ありますが、個人的におすすめの方法をまとめてみました。

大久野島までの移動

広島空港
私がもっともおすすめするのは、飛行機(羽田空港 → 広島空港)です。この航路は約 1 時間と、最も速く移動できるため、疲労度が違います。

ただし、一つだけ気に留めておかなければならないことがあります。
それは、広島空港からの移動手段です。

羽田までの移動については、不自由なことはないでしょうが、広島空港から大久野島がある「忠海」までの移動については、空港からの「レンタカー」か、「路線バスと電車」の二つになります。

広島空港からレンタカーを使用する場合

レンタカーの場合は空港に何社かレンタカー会社があるので、あらかじめ予約するか、空いていればその場で借ります。空港から少しだけ離れたところに営業所があるため、送迎のバスで営業所まで移動します。空港から忠海までは、一時間もかからず着きます。
竹原にはスーパーもあるので、買い出しをしてから向かうのもいいかもしれません。

忠海港には無料駐車場があります。
ただし、近年は島の人気が非常に高いため、駐車場が空いていないということもあるかもしれませんね。

リムジンバスと電車の場合

リムジンバスと電車を使う場合は、広島空港から竹原駅まで移動し、そこから忠海駅まで電車で移動します。
リムジンバスといいつつ、これは乗り合いのワゴン車(しかも少しくたびれたw)なので、あまり期待してはいけません。
最大定員は 9 名のようですが、以前乗った時には 5 人くらいでした。
料金は 1,000 円で、降りる時に支払います。レシートなどはないです。

リムジンバス

路線バスと電車の場合、東京の感覚からすると、極端に本数が少ないことを感じるかもしれません。バスは 1 時間に一本、電車は 30 分に一本とか、そういう感じです。
飛行機は 1 時間なのですが、この乗り継ぎをうまくこなさないと時間をロスしてしまいます。

電車は単線のローカル線ですが、Suica 等の電子マネーも使えます。ワンマン運転なので、電車というよりも、バスに近い感じです。

新幹線を使う場合

新幹線は、東京からだと半日ほどかかります。
東京から三原あたりまではいいのですが、そこから先の乗り継ぎがそれほどスムーズではないため、そのくらいかかってしまうのです。

私も初めて行った時は新幹線でしたが、新幹線のメリットは途中下車の旅です。
日程に余裕がある場合に限りますが、大久野島以外にも観光したい場合はいいのではないでしょうか。

自家用車の場合

人数と燃費によっては、最安で移動できる可能性があるのが自家用車でのルートです。平日の夜であれば休日ほどは混んでいないので、夜間移動すれば渋滞のストレスはないかもしれません。
ただ、飛行機や新幹線より遅くなるので、たぶん 10 時間以上かかります。

バイク・自転車の場合

バイクも時間的には自家用車と変わらないですが、さらに体力を使います。
ただ、私はバイクで日本一周旅行をしているという方と大久野島でお話をしました。大久野島だけを目当てに東京からバイクで行くのはよほどのバイク好き以外にしかおすすめできないですw

自転車も見たことがあります。基本的に大久野島の島内でレンタサイクルがありますが、ここ 2 年ほどはロードバイクを島内に持ち込んでいる人も見かけました。
もっとも、東京から自転車は暇な大学生くらいしかトライできないでしょうね。

どういう旅にするのかを決める

大久野島
移動だけという話なら、個人的には飛行機 + レンタカーを勧めます。ただ、関西方面の旅行に組み込みたい場合は、必ずしもそうではないとも言えます。

レンタカーを使わない場合は、まず路線バスと竹原から忠海までの時刻表を見て、その時間から逆算して羽田→広島の便を探すといいです。
ついでに忠海から大久野島までのフェリーの時間まで入れると、完璧なタイムスケジュールが完成します。

大久野島のフェリー乗り場